【ミックスボイスの出し方】STEP③ ~換声点を隠す~

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換声点を隠す

息漏れのある裏声息漏れを抑えた裏声を切り替えて出せるようになりましたか?それができるようになったらいよいよミックスボイスに踏み込んでいけます。

地声で高い音域を歌おうとして声がひっくり返った経験はありませんか?

地声だけで発声し音程を上げていくと必ず声の出せなくなるポイント、裏返ってしまうポイントにぶつかります。これを換声点ブレイクポイントと呼びます。そのため、換声点を超えた音域になると裏声を使って歌う場合も多いはずです。

しかし、ミックスボイスを習得することで本来ならば裏返ってしまうはずの音域を、裏返っていないように聞かせることができるのです。STEP1でお伝えしたようにミックスボイスとは地声のような力強い響きをもった裏声です。何度も言いますが裏返っているんです。

地声から裏声に切り替える際に、声帯と喉を上手く使うことで地声の要素を残したまま裏声に移行できます。地声のような力強い裏声を出すことで裏返っていることを隠せるのです。

地声と裏声を混ぜたような声が出せれば換声点を目立たなくできるのです。

地声と裏声をどうやって混ぜるのか

①まず「オ」の発声で低い地声を発声します。(喉を開いて太く柔らかい声で)

②少しづつ音程を上げていきます。(喉を開いた状態をできるだけキープ)

③地声で出すのがキツくなったら裏声にきりかえます。(太く柔らかい裏声を意識する)

④裏声で出るところまで音程を上げていきます。(喉が痛くならない程度に)

⑤息を吸い、今度は高めの裏声から音程を下げていきます。(同じく「オ」の発声)

⑥下げるに伴い声帯を閉めていき息漏れを減らしていきます。(声帯を閉めても喉は閉めない)

⑦裏声で出しにくい所まで下がったら地声にきりかえます。(太く柔らかい裏声を意識する)

⑧地声で出るところまで音程を下げていきます。(喉が痛くならない程度に)

慣れるまでこれを繰り返します。①~⑧のように換声点をまたぎながら音程を上下をさせることをひたすら繰り返す練習が有効です。

※喉に痛みを感じない程度に無理せず行ってください!

声帯を調整する意識は必要ですが喉に力はいりません。リラックスしてやってみて下さい。また地声と裏声の声質ができるだけ近いもの(太く柔らかい声)になるように意識してください。

この練習の目的ですが換声点を目立たなくすることです。通常は地声から裏声に切り換わるときには、声量も声質もガクンと変わってしまうでしょう。裏声から地声に切り換わるときにもそれは同じですね。その声がガクンと切り換わるポイントを、声帯と喉を上手く使うことで、目立たないように発声することが求められるのです。

何度も繰り返すうちに換声点の隠し方がつかめてきます。スピッツの草野さんなんかは、換声点がどこにあるのか全く分からないほどに地声と裏声の境い目が滑らかに繋がっていますね。小さな声から始めるとやりやすいかもしれません。

ちなみに声の大きさによって換声点の位置は変わります。小さいほど低い位置へ変わるのです。

この練習の中で特に重要になるのが息漏れを抑えた裏声です。ミックスボイスの完成度を高めるのにかかせません。最初は難しいですが正しく練習を続けていれば必ずできるようになりますので頑張りましょう!

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